社会に問われた研究成果(書評:宮田絵津子『マニラ・ガレオン貿易:陶磁器の太平洋貿易圏』慶応義塾大学出版会2017.11]) 著者: 恩田重直 投稿日: 2022/05/10, Tue - 22:00 大航海時代、アジアの海には西欧諸国の海船が頻繁に出没するようになった。スペインは、フィリピンのマニラとメキシコのアカプルコを結ぶガレオン貿易を確立する。交易によって西欧にもたらされたアジアの商品の数々。陶磁器に着目して、その実態に迫る。そこから何が浮かび上がってくるのか。 タグ 交易史 調度品 陶磁器 Read more about 社会に問われた研究成果(書評:宮田絵津子『マニラ・ガレオン貿易:陶磁器の太平洋貿易圏』慶応義塾大学出版会2017.11])
通史を書くことの難しさ(書評:矢部良明監修『【カラー版】日本やきもの史』美術出版社1998.10[増補新装版:2018.5]) 著者: 恩田重直 投稿日: 2022/04/03, Sun - 15:00 美術史から見た日本のやきもの史。縄文時代から現代まで、1万年以上にわたる歳月を通観する。美術史はやきものの歴史の何を繙いてくれるのか。 タグ 調度品 陶磁器 Read more about 通史を書くことの難しさ(書評:矢部良明監修『【カラー版】日本やきもの史』美術出版社1998.10[増補新装版:2018.5])
民芸のこれから(「日本民藝館展」参観記+書評:鞍田崇『民藝のインティマシー:「いとおしさ」をデザインする』明治大学出版会2015.3) 著者: 恩田重直 投稿日: 2022/03/30, Wed - 14:30 民芸とは、「庶民の生活の中から生まれ、その地方に特有の風土、風物、情緒、習慣などを表現した芸術」(『精選版日本国語大辞典』)とされる。そんな民芸への理解を五感で深めることができるのが日本民藝館だ。2021年12月の「日本民藝館展」参観記と、民芸の現代的意義を問う『民藝のインティマシー』の書評をあわせてどうぞ。 タグ 調度品 Read more about 民芸のこれから(「日本民藝館展」参観記+書評:鞍田崇『民藝のインティマシー:「いとおしさ」をデザインする』明治大学出版会2015.3)